子宮摘出を決断した理由|乳がん経験後に私が選んだ治療【体験談】

私は乳がんの治療を終え、「これでひとつ乗り越えた」と思っていました。
しかしその後、思いもよらない形で、また新たな問題に向き合うことになります。
月経の量が増え、日常生活に支障が出るほどの貧血。
診断されたのは過多月経でした。
本来であればホルモン治療(ピル)という選択肢もあります。
ですが、乳がんを経験した私にとっては、その治療を選ぶことが難しい状況でした。
さまざまな選択肢を考え、医師と相談を重ねた結果、私は子宮摘出という決断をしました。
この記事では、私が子宮摘出を決断するまでの経緯や、そのときの気持ちについてお話しします。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

過多月経と貧血で日常生活が変わった

ホルモン療法タモキシフェン薬を服用中に年齢が40代半ば頃から月経の量に悩まされました。仕事中はタンポンと夜用ナプキンを併用しても 漏れが心配になる程経血が多かったです。夕食の支度中に立ちくらみで吐き気が起こり料理を作れない程、体調を崩す日もありました。

乳がん経験者として治療の選択に悩んだ

健康診断で極度の貧血から女性の場合は月経に問題の可能性で婦人科で月経量の悩みを相談しました。すると思いもよらない乳がんとホルモンの関係性で通常はピルを処方する所を乳がんを経験したひとには適さないことを知りました。乳がん再発の恐れもあり医師も処方は出来ないと判断しました。私の選択肢は、子宮を温存する場合は鉄剤を服用しながら閉経を待つか、もしくは子宮摘出をするかの二択でした。

医師との相談で考えたこと

閉経まで約10年ある中で、鉄剤を飲み続けながら貧血と付き合う生活に不安を感じていました。
子育てをしながら体調が安定しない日々を過ごすことへの心配もあり、このままでいいのかと何度も考えました。
一方で、子宮摘出という選択をすれば、子宮がんのリスクはなくなります。
どちらにもメリットとデメリットがあり、簡単に答えを出せるものではなく、本当に悩み続けた時間でした。

子宮摘出を決断した理由

日常的な貧血による体調への不安について、夫も理解してくれていて、子宮摘出という選択を後押ししてくれました。
一人で抱えていた不安を共有できたことで、気持ちの面でも支えられていたと思います。
また、更年期障害への影響があるのではないかという不安もありましたが、医師から卵巣の切除が関係することを聞き、子宮のみの摘出であればリスクは少ないと知りました。
その説明を受けて、不安が少し軽くなり、最終的に手術を決断することができました。

決断したときの気持ち

悩んだ末の決断でしたので「月経の憂鬱がなくなる」「今後、子宮がんになるリスクがない」ことからスッキリとした気持ちでした。それは、当時の私にできる精一杯の選択だったと思っています。

同じように悩んでいる方へ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
先の見えない不安の中で、たくさん悩みながら選んだ決断でした。
同じように悩んでいる方に、「一人じゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。
この経験が、少しでも誰かの力になればと思っています。

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